2024年9月9日月曜日

9・7城南市民カレッジ 歴史講座

 意識高めて!住みよいまちづくり

城南市民カレッジ歴史講座

「むかしばなし・伝説の考古学」


講師は福岡大学人文学部歴史学科 
古澤義久准教授


遺跡や遺物を後代の人々が目撃して、昔話や伝説を作り出すことがあるそうです。

例えば
茨城県水戸市の 大串貝塚
縄文時代に形成された貝塚をみた奈良時代の人々
海岸線から離れた土地なのに貝殻がたくさんあることに
巨人が座ったまま手を伸ばして
海岸のハマグリを採って食べたものが残った
と思いその伝説を「常陸国風土記」に残したそう。


その他にも
鹿児島の「西沙群島の水中遺跡」から
長崎の五島に残る「高麗島伝説」へと伝わった話など
興味深いたくさんのお話を伺いました。

先生の実生活での子育てのお話や
他の研究題材についても楽しく、わかりやすく
お話をしてくださいました。

最後に先生が
「学者ってちょっとしたことや、専門と関係ないことでも
真剣に研究しちゃうんですよね。」
とおっしゃたお言葉が心に残りました。

歴史 難しいと思ってましたけど
このような観点からみてみると
おもしろいですね