意識高めて!住みよいまちづくり
城南市民カレッジ歴史講座
「むかしばなし・伝説の考古学」
講師は福岡大学人文学部歴史学科
古澤義久准教授
遺跡や遺物を後代の人々が目撃して、昔話や伝説を作り出すことがあるそうです。
例えば
茨城県水戸市の 大串貝塚
縄文時代に形成された貝塚をみた奈良時代の人々
海岸線から離れた土地なのに貝殻がたくさんあることに
巨人が座ったまま手を伸ばして
海岸のハマグリを採って食べたものが残った
と思いその伝説を「常陸国風土記」に残したそう。
その他にも
鹿児島の「西沙群島の水中遺跡」から
長崎の五島に残る「高麗島伝説」へと伝わった話など
興味深いたくさんのお話を伺いました。
先生の実生活での子育てのお話や
他の研究題材についても楽しく、わかりやすく
お話をしてくださいました。
最後に先生が
「学者ってちょっとしたことや、専門と関係ないことでも
真剣に研究しちゃうんですよね。」
とおっしゃたお言葉が心に残りました。
歴史 難しいと思ってましたけど
このような観点からみてみると
おもしろいですね